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不動産契約締結

設計図の迷いが晴れてから、基礎図面完成に向け打合せを繰り返しているところですが、 それと並行し、 7月末に不動産契約を締結 しました。 「 事業用定期借地権30年 」 どうやら相場より長めに契約していただいたようです。 私の事業に対する信頼の現れだと考え、励みにしようと思います。 ともあれ、30年はこの泉佐野の地で医療を営むことができますので、 地域の方々の期待に応えられるような、素敵なクリニックを作り上げたいものです。 そのまず第一歩が基礎図面です。 コンセプトは兎にも角にも 「患者さまファースト」 医療サービスも接遇も図面も何もかも 「患者さまファースト」 からスタートすれば 間違いはないはず!! 不動産契約も結び、10月には解体工事もはじまる予定です。 完全に後戻りはできなくりました。 ちんたらやってる時間はないので早急に基礎図面を完成させます。

クリニック図面 修正案

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広島は福山にあるH先生のクリニック見学に行き、霧が晴れました。 H先生の教えの中で、設計に大きく関わるポイント ① 入ってきた時に病院と思われてはいけない 開放感や清潔感、居心地の良い空間を作り、患者さんに癒しと感動を与える=治療以外の付加価値を持つ。 ② ぶっちゃけクリニックで処置室はそんなに使わない H先生の場合、開業して2年強で、縫合などの処置室必須な処置は数えるくらいしかしていない。その程度の頻度なら、診察室で十分。 というわけで ↓ 修正案です。 クリニック1階 天井は高いに越したことはなく、患者動線は極力短くし、中央処置室もなしにしました。 貴重品管理やスタッフのストレス低減のため、院長を閉じ込めておく院長室も新たに設けました。 他には、レントゲン室と骨密度検査室も分けないと、検査待ちの時間がかなり長くなることが簡単に想像できます。患者さんの入れ替えって思ったより時間がかかるので、部屋を分けておかないと検査がすぐにパンクします。 私の患者さんだと実感があるかも知れませんが、私はかなりレントゲンを撮りますので、骨密度検査とレントゲン検査を分けるのは必須でしょう。 トイレも小便器は不要としました。車椅子の入る女子トイレ+男女共用トイレの組み合わせにしました。 2階は上がった瞬間にリハビリスペースが見渡せて、患者さんが「うわぁ」と少し感動してもらえるようなスペースにしたいです。 これは、受付やリハビリ器具の配置、窓などで工夫しようと思っているので、これから練ります。 開放感や清潔感を演出するための壁紙や照明も、これから設計士の方と相談していきます。 天井を高くするのは予算にかなり響くようですが、1cmでも高くしたいので、これまた設計士との相談を重ねていきます。 今までの図案から大幅変更し、新たなコンセプトで図面を起こしてもらうよう、設計士に投げかけました。 盆明けに新たな設計図を作ってもらいますので、そのデータをH先生にお送りして添削してもらうようお願いしてみます。 今回、Twitterでのやりとりから見学、ご指導を経て、自分の中での不安や疑問がかなり解消されました。 必要な時に必要な出会いがあるんだな、と素敵な出会いに感謝し、H先生のことを勝手に師匠認定した次第です。 それでは、今後も開業進捗状況を報告していきます。 ====================

遠交近攻!? Twitterで知り合った先生のクリニックに急遽見学に行ってきました!

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クリニックの設計図が何かズレている、、、そんなモヤモヤを払拭するため、 「Twitterで知り合った先生のクリニックに急遽見学に行ってきました!」 見学までの流れ (少し長いです。読み飛ばしても、、、) ↓ ------------------------------------------------------------------------------- 色々とモヤモヤしている事をTwitter上で開業医の先輩方に色々と相談していたところ、広島は福山で開業されているH先生が「だったらウチに見学に来ますか?」と提案してくれました。 教えていただいたクリニックのHPを拝見したところ、「整形外科の単科クリニック」「比較的郊外」「とにかく広い」「PT(理学療法士)の人数が多い=運動器リハビリテーションに力を入れている」「コロナワクチン接種を行なっている」など、私が目指す整形外科クリニックのロールモデルになると強く感じました。 「もしかしたら社交辞令かもしれないが、このチャンスは逃したくない。勢いのまま乗っかってしまおう!!」 私自身も怪しい者でない事を伝える必要があったので、顔写真など載っている勤務先のHPと履歴書を送り、ぜひクリニック見学をさせていただきたい旨をメールでお送りしたところ、H先生2つ返事で快諾してくれました。 見学日を決め、しっくりこない設計図や、今感じている疑問、クリニックで見たい事、などなどを細かくメールでやりとりし、見学日を待ちました。 Twitterでお知り合いになり、やりとりが始まって、大阪から広島へ見学にお伺いするまで1週間とかなりの急展開でした。 やりとりの最中に分かったことですが、私の勤務先にいるF先生とH先生が1学年差の先輩後輩の仲(F先生が1個上です)でした。F先生という共通の知人がいたのも、急展開で見学までできた一因かも知れません。本当に世間は狭いな、と実感しました。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- H先生クリニックの主な特徴 ・広島県F市 ・約200坪の平屋造 ・一日平均患者数200名超 ・駐車場>70台 ・エントランス

しっくりこないクリニックの図面💦

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不動産契約を月末に控えた7月、私は焦っていました。 クリニックの設計図がどうもしっくりこないんです、、、 クリニック1階 クリニック2階 ・箱のサイズ:60坪強の2階建て ・一日最大200人強の患者に対応できる作り ・1階:患者待合+受付+診察室+レントゲン検査室 ・2階:リハビリスペース+スタッフ休憩室 ・天井高 2500mm 1階の売りは中央処置室です。 このスペースは擬似診察室・患者中待合スペース・レントゲン室へのショートカットなど、処置室以外の多用な使い方ができる便利なスペースです。 私の勤務先病院を真似て作ったもので、スタッフ動線と患者さんの流れを最効率化し、結果的に患者さんの待ち時間を減らしたい!という意図があります。 2階の売りは40坪を超えるリハビリスペースです。 コロナ後の整形外科クリニックでは、より広く、より開放感のあるスペースが求められることは言うまでもありません。 2階はまぁ問題ないと思いますが、1階がどうもしっくりきません。 中央処置室を広くとったことで、患者待合スペースがどうしても狭くなります。 天井高も2500mmとそれほど高くないので、患者さんが閉塞感を感じはしないか?ととても気になります。 また、患者さんの動線は長くなります。 足腰の悪い高齢患者さんがほとんどなのにいいのか? 中央処置室で患者動線とスタッフ動線が交わるのも、なんだかガチャガチャして落ち着きません。 開放感もなく、ガチャガチャ落ち着かないクリニックに、患者さんは来院したいでしょうか? 何度も打ち合わせをし、設計士さんに作ってもらった図面ですが、このままではいけない!と直感が告げています。 卸業者や設計士さんに相談しても、結局彼らは「院長のイメージを具体化する」のがお仕事なので、私自身のイメージがある程度定まらないとどうにもならないんです。 もう一度イメージを練り直す必要がある。と悩んだ末に、クリニック見学をすることにしました。 もちろん、今までにもいくつかクリニック見学はしましたが、今とは視点が違います。 クリニックの場所や箱の大きさ、理念が決まった今だからこそ、新たな発見があるはずです。 そう思い、Twitterでフォローしている整形外科開業医の先生と連絡を取り、急遽クリニック見学をさせていただくことになりました。 クリニックの図面を事前に送付し、今ある疑問点やクリ